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11時に起きた。

父とポケモンの最終回をみた。

ポケモンごっこ、年下に目一杯舐められていた2つ年上の平次はどうしているだろうか。彼はよくバシャーモになった。今思えばとっても優しかったんだと思う。丘の向こうに引っ越したあの子はマイナンが好きだった。ちょっと前に自転車屋さんで見た。…あの公園の茂みが僕らの肩に触れていたころの話だ。

 

ポケモンバトル、今は市営のバス会社の事務で働くあの子はとても強かった。あいつに勝つためにその子から借りたカイオーガは返せなかった。

ありがとうサトシ。

 

昼ごはんの焼きそばを食べて、図書館に歩いて行った。ギリギリ傘をささなくてもいい日だった。

昔自転車で通った抜け道を使って行った。

図書館の横の公園に出た。そのには屋根のある木造のベンチがあって、一人の少年が自転車を止めてゲームをしていた。きっと友達を待っている。

外でするゲームは楽しい。虫がくっつくけど。

友達は絶対くる。だけど多分来ない気がする。来るけどね。

絶対に大事でもなんでもないんだ。でもきっと大事になっていくんだよ。そうなったら、新しく出会ったものも同じように。君も僕もこれから先どうなったって大丈夫だから。

 

 

 

夜ご飯は父とイシハラで買って食べた。

マグロだけの寿司は、ネタが二重で乗っかっててすごかった。お得だった思う。

父は食べ物はだいたいくれる。

たくさん昔の話をしてくれた。

やっぱり少し寂しそうだった。

できるだけ、父とたくさんの話ができるといいとおもう。

そんな自分でいたい。そんな自分のためにたくさんの人を大切にしたい。